遺言書の解釈と遺産分割の基準

遺言書に書いてある文章をどのように解釈するのか、また、遺産分割協議はどのように進めれば良いのかについては、次のような判例および条文があります。

 

【昭和58年3月18日最高裁判例(遺言書中の特定の条項の解釈)】

「遺言の解釈にあたっては、遺言書の文言を形式的に判断するだけではなく、遺言者の真意を探究すべきものであり、遺言書が多数の条項からなる場合にそのうちの特定の条項を解釈するにあたっても、単に遺言書の中から当該条項のみを他から切り離して抽出しその文言を形式的に解釈するだけでは十分ではなく、遺言書の全記載との関連、遺言書作成当時の事情及び遺言者の置かれていた状況などを考慮して遺言者の真意を探究し当該条項の趣旨を確定すべきものであると解するのが相当である。」

 

【民法第906条(遺産の分割の基準)】

遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする。

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